生活支援員

生活支援員の仕事内容

散歩や創作活動、旅行…。
人生を楽しむお手伝いも行います。

ご利用者様が日常生活を円滑に行えるよう、食事・排せつ・入浴介助などのサポートをしますが、それ以外にも「人生を楽しむお手伝い」をするのも私たちの仕事だと言えます。例えば、余暇の時間に散歩をして、風や植物に触れ季節の変化に感動したり、モノ作りなどの創作活動の場を提供し、生活がより楽しく、豊かになるよう工夫していきます。外出の機会を設けてご利用者様と一緒に外食や旅行などを楽しんだりもします。他にも、夏祭りやクリスマスなど、季節行事を企画・運営。施設内の他の職員と連携しながらご利用者様に喜んでいただけるような仕事の工夫は多岐にわたります。ただ、私たちの仕事は支えるもので強要するものではありません。「ご自身の生き方」を尊重しながらの支援を何より大切にしていきます。

一日のお仕事の流れ(一例)

  1. 09:00
    朝の連絡会
  2. 09:30
    日中活動《レクリエーション》の補佐、通院の付添い等
  3. 11:30
    食事前の体操(補助、見守り)
  4. 12:00
    昼食(誘導、配膳、見守り)
  5. 13:00
    休憩
  6. 14:00
    入浴(誘導、入浴介助)
  7. 16:00
    おやつ(誘導、配膳、見守り)
  8. 17:00
    記録
  9. 17:15
    業務終了

先輩メッセージ

ふとした場面で見る違った一面。ご利用者様の魅力に触れた時、嬉しくなります。

生活支援員
2014年4月入職

ご利用者様も、私たちも、誰でもそう。個々で異なる好きな事、嫌いな事がありますよね。個々の生き方に向き合い、それを尊重することを忘れないでご利用者様を支援していくことが私たちの仕事であり、また大切なことだと思います。もともと福祉に興味があり、ボランティアや実習を通し障がいを持つ方と接するうち、「私にもっとできることはないだろうか」と思うようになりこの道に進みました。生活支援員としてたくさんの方と接する中、本当に小さな事なのですが、ふとした場面でご利用者様の以外な一面を知ることができたとき、その方の個性や魅力に触れた気がして本当に嬉しくなる瞬間があります。その新しい発見を踏まえた上で日々接し支援に臨むと、今まで見えなかったことがくっきり見える事があります。グッと距離が縮まった感じがあり、それが支援する楽しさに繋がっているのかもしれません。

これから働く方へのメッセージ

相手をよく理解しようと努めること、受容することがとても大切。はじめは一人で対処することが難しい場面がたくさんあります。抱え込まず、先輩や同僚たちにどんどん相談してできることを増やしていけばいいと思います。「自分の支援はこれでよかったのか」と振り返る気持ちはキャリアを重ねても大切。その繰り返しこそが良い支援という仕事のスキルアップに繋がっていきます。