本会施設におけるコンピュータウイルス感染及び本会施設担当者を名乗る不審なメールの送信について
令和2年9月21日
各 位
社会福祉法人恩賜財団東京都同胞援護会
常務理事 中島 昭
本会施設におけるコンピュータウイルス感染及び
本会施設担当者を名乗る不審なメールの送信について
(お詫びとお知らせ)
令和2年9月16日、社会福祉法人恩賜財団東京都同胞援護会(以下「本会」という)の複数の施設において、施設で使用する一部のパソコンがコンピュータウイルス「Emotet」(エモテット)に感染したことを確認いたしました。また、その後本会施設及び本会職員を装ったメール(以下「迷惑メール」という)が不正に送信されていることも確認しました。この迷惑メールは開封することで二次感染のおそれがあるだけでなく、一度に大量のメールを送信することもあり、送信の対象となった方々には、多大なご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、改めて心より深くお詫び申し上げます。
この迷惑メールは、本会が送信したものではありませんが、特徴として他のメールアドレスを経由して「正規のメールへの返信を装う」内容となっています。またメール内容に業務でやり取りした内容を書き添えることで、開封してしまいそうな巧妙な文面となっていて、多くはWordファイルやzip ファイルが添付されております。現在、本会内のすべてのパソコンについて、ウイルスのチェック並びに駆除を行っておりますが、今後もしばらくは「迷惑メール」が届くことが予測されます。
つきましては、お手数をお掛けいたしますが、不審なメールを受信された際には、ウイルスへの感染 や不正なアクセスの危険が考えられますので、添付ファイルの開封やメール本文中のURLのクリックを決して行わず、メールそのものを削除していただきますようお願い申し上げます。また、お手数ではありますが、本会とメール送受信をした皆様のパソコンでも本会で感染したウイルス「Emotet」(エモテット)の感染がないかを、チェックツール「EmoCheck」でご確認いただくよう、ご周知くださいますようお願い申し上げます。https://github.com/JPCERTCC/EmoCheck/releases
本会といたしましてはウイルス駆除作業とメールの再設定作業が終了する9月27日まではメール使用を控えるとともに、やむを得ずメールを使用する際でも事前に電話にて送信内容をお伝えした上で使用させていただきます。しばらくはご不便をおかけすること重ねてお詫び申し上げます。ご不明な点やご心配がありましたら下記までお問合せくださいますようお願い申し上げます。
※「Emotet」の詳細については、情報処理推進機構のホームページから、「Emotetと呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて」をご確認ください。https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html
この件に関するお問い合わせ先
社会福祉法人恩賜財団東京都同胞援護会事務局
電話 03-3341-7161